ペルーについて

SOBRE EL PERÚ
 

天空都市マチュピチュやナスカの地上絵など、数々の世界遺産で知られる南米ペルー共和国。
紀元前から高度な古代文明が次々と花開き、16世紀までは南米最大級の版図を誇ったインカ帝国の中心地として栄華を極めました。
日本の約3.4倍という広大な国土に、人口は約3490万人(日本の約1/4)。
太平洋に面した海岸、アンデスの高地、そして豊穣なアマゾンの熱帯雨林という対照的な三つの表情を持ち、そこには多種多様な生態系と、悠久の歴史が今も息づいています。
また、ペルーは1899年(明治32年)に、ラテンアメリカで最初に日本人集団移民を受け入れた国でもあります。
以来、120年以上の歳月をかけて育まれてきた両国の深い結びつきは、単なる友好関係を超え、家族のような信頼と尊敬の絆へと発展してきました。
遠く離れた地球の裏側にありながら、どこか懐かしさを感じさせるペルーの空気感は、私たちが共に歩んできた歴史そのものと言えるかもしれません。

 

ペルー音楽

MÚSICA PERUANA
 

ペルーの国土は、コスタ(海岸地方)シエラ(山岳地方)セルパ(アマゾン地域) から成り、それぞれの歴史・文化・気候・地形と共に独自の音楽文化が育まれてきました。
インカ帝国の伝統、スペインによる欧州文化の流入、そしてアフリカから伝わったリズム。これらが長い年月をかけて溶け合い、ペルーは「ラテンアメリカ音楽の宝庫」とも称されるほど、多彩なジャンルを有しています。
 
日本ではフォルクローレとして『コンドルは飛んでいく』『花祭り』、ラテン音楽では『コーヒールンバ』『ベサメ・ムーチョ』など、郷愁溢れるサウンドが古くから親しまれています。
しかし、これらは広大なペルー音楽のほんの一端に過ぎません。各地に息づく多様な調べは、今もなお進化を続け、聴く人の心を捉えて離さない生命力に満ちています。

COSTA

(コスタ)

海岸・砂漠地方の音楽


太平洋に面した海岸地方で親しまれているのは、都会的な気品と情熱が同居する「ムシカ・クリオーヤ」です。ヨーロッパ文化の影響を受けた優雅な「バルス」や、ハンカチを手に舞う華やかな「マリネラ」などが代表的。また、アフリカ由来の力強いリズムが息づく「アフロ・ペルアーノ」の鼓動も、この地域の音楽を語る上で欠かせない魅力のひとつです。

SIERRA

(シエラ)

アンデス地方の音楽


世界遺産マチュピチュが眠る、アンデス高地の音楽です。
代表曲「コンドルは飛んでいく」に象徴されるように、ビエントス(風)と呼ばれる管楽器が奏でる旋律は、厳しくも美しい自然を映し出し、聴く人の心に深い郷愁を呼び起こします。
「初めて聴くのになぜか懐かしい」と感じるその響きは、時代を超えて愛され続けています。

SELVA

(セルバ)

アマゾン地方の音楽


大河アマゾンが流れる広大な熱帯雨林、セルバ。
この地域の音楽は、古くからの先住民の伝統が色濃く残り、色鮮やかな動植物や生命力あふれる自然のエネルギーに満ちています。
蒸し暑い気候から生まれた開放的で陽気なリズムは、聴いているだけで自然と心が躍り出すような楽しさに溢れています。

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