ペルー共和国

República del Perú
 
  • 南米西部にある共和制国家
  • 首都:リマ
  • 面積:日本の約3.4倍
  • 人口:3115万人
  • 民族:先住民(インディヘナ)   45%
  •    混血(メスチーソ)     37%
  •    欧州系           15%
  •    その他(アフリカ、アジア系)3%
  • 言語:スペイン語・ケチュア語・アイマラ語
  • 地形:コスタ(砂漠が広がる沿岸部)
  •    シエラ(アンデス山脈が連なる高地)
  •    セルバ(アマゾン川流域)

ペルーの音楽

La Música Peruana

ペルーの国土は、コスタ(海岸地方)・シエラ(山岳地方)・セルバ(アマゾン地域)から成り、各々の地域でその歴史・文化・気候・地形等と共に音楽が発展してきました。
 
コスタの音楽
海岸地方の音楽です。
コスタの大衆音楽として最も有名なものは、ムシカ・クリオーヤです。
ムシカ・クリオーヤとは、コスタのクリオーヨ(白人系住民)達が主に好む大衆音楽のことで、代表的なものとしてはバルスやマリネラなどがあります。
ムシカ・アフロペルアーナ(ペルーの黒人音楽)を含める場合もあります。
 
シエラの音楽
世界遺産マチュピチュのあるアンデス山脈が連なる高地の音楽です。
代表曲には日本でも有名な「コンドルは飛んでいく」があります。
ビエントス(風)と呼ばれる管楽器や様々な効果音を出す独特な楽器で奏でられる曲の多くは山岳地方独特の自然が表現されており、とても感傷的です。
「初めて聞くのになぜか懐かしい」といった声が多く聞かれます。
 
セルバの音楽
アマゾン川流域の音楽です。
多くの動植物が生息し、蒸し暑い気候から生まれたセルバの音楽はとても陽気で開放的です。

リチャリーが奏でる楽器

Instrumentos de Rijchary


 

ケーナ
Quena

 
表側に6孔と裏面1孔。
リードがなく、歌口と呼ばれる上部の切り込みに息を吹き付けることで音が出ます。
材料は葦または竹が使われることが多く、音色や表現は奏者の息づかいの表現力に強く依存する。
ビエントス(ケーナやサンポーニャの総称。スペイン語で「風」を意味する)を代表する縦笛です。
ホセ・ルイスの演奏はアンデスに吹き渡る風を連想させます。


 

チャランゴ
Charango

 
16世紀にスペイン人が持ち込んだギターが発展したものです。
弦は現在はナイロン弦を使用。
5コース10弦で、上から順番にソ・ド・ミ・ラ・ミと調弦されます。
この小さなチャランゴからリチャード・ジョンソンは輝きのある虹色の音色を奏でます。
その演奏テクニックは類を見ません。


 

サンポーニャ
Zampoña

 
南米の旧インカ帝国の文化圏内で用いられる閉鎖した葦の管を吹いて音を出すパンパイプと呼ばれる管楽器の一種。小鳥の鳴き声のような高音から重低音まで様々な大きさのものがあります。ホセ・ルイスの奏法は、その人柄を表すような温かさを感じさせます。


 

オカリナ
Ocarina

 
オカリナの名称はイタリア語の「小さなガチョウ」に由来します。
涙滴状の形で素焼きの陶器で作られているものが多く、約1オクターブ半の音域を持ちます。
リコーダー同様、音を出しやすく日本でも多くの人々に親しまれています。
リチャリーが使用するオカリナは独特の形をしています。


 

ボンボ
Bombo

 
スペインの軍楽太鼓が原型と言われています。毛が生えたままの動物の生皮を張っているのが最大の特徴で、牛・山羊・リャマなどのものが使われています。抱えたり床に置いてバチで叩くのが一般的ですが、エルネストはバスドラムのように足で打つ独特の奏法も用います。


 

カホン
Cajón

 
ペルー発祥の打楽器の一種。Cajónはスペイン語で箱を意味し、その名の通り中が空洞の直方体の形状をしている。通常側面に一つだけ打面を持ち、打面以外のある一つの面(多くは打面の反対側の面)にはサウンドホールが空けられている。楽器自体にまたがって演奏されることが多い。


 

ギター
Guitarra

 
ペルー音楽では、ギターはベースラインも受け持ちます。ディマス・ヘンリーの演奏は、正確なリズムを刻むと共に、演奏に厚みを与えています。